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SB工匠の建物コラム

防水工事における耐用年数とは

建物は経年劣化によって、ひび割れたり穴が開いたりして防水性が低下していきます。
放置したままにしてしまうと雨漏りに繋がり、建物の腐食や劣化が加速度的に進んでしまいます。
建物をより良い状態で長く使うためには定期的な工事が必要になるですが、その耐用年数はその工法や材質、作業の質などによって変化します。
工法と材質のパターンとして大きく分けて4種類あります。
1つ目が、ウレタン防水です。その名前の通りウレタン樹脂を塗膜する方法です。下地の形状を選ばない点と、水密性の高い連続皮膜を得られる点が特徴で、12年ほど持つと言われています.
2つ目が、塩化ビニールシート防水です。塩化ビニール樹脂で作成したシートを接着剤で貼り付けることで水の侵入を防ぎます。シートを接着剤で貼り付けるだけですので工事が楽だというメリットがあります。13年ほど持ちます。
3つ目が、FRP防水です。FRPはガラス繊維強化プラスチックのことで、強度が高く耐久性に優れている点が特徴です。このFRPの被膜層を形成する方法です。軽量にもかかわらず、非常に高い性能を示します。ただ、耐用年数は短めで10年程度です。
4つ目が、アスファルト防水です。合成繊維不織布にアスファルトを含ませてコーティングした、シート状のルーフィングを貼り重ねて形成します。耐用年数は20年と非常に長持ちしますが、何枚ものルーフィングを貼り重ねるため、他の工法と比べて層が厚くなります。